2010年06月05日

鎮め物(しずめもの)

今から2週間前のことですが、鎮め物を基礎の下に埋めてもらいました。

鎮め物とは、地鎮祭のとき、土地の神をしずめるために
地中に埋めるものです。
昔は人形・鏡・剣・矛などを埋めていたそうです。
この鎮め物の中身は何でしょう?
気になりますが、開けていないので分かりません。
ですが、カタカタ音がしていたそうで、
何かが入っていたことは確かなようです。

埋め方には決まりがあって、鎮め物を立てたときに
南か東に向くように配置するそうです。
この地域の神社は南方にあるので、南向きに埋めてもらいました。
また、埋め込み位置は、建物の中心付近で、
上部に固定家具を置かないところを選びました。

最後まで安全に工事が進みますよう、良き住宅ができますよう、
神様、どうぞ御見守りください。

鎮め物

鎮め物
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コンクリート強度試験

スラブコンクリートの強度試験に立ち会ってきました。
コンクリートを打設してから1週間後と4週間後に試験をします。
試験では、コンクリートピースを圧縮して、
どれくらいの力で破壊されるかを確認します。
立上がりコンクリートの強度試験も1週間後と4週間後に行いますので、
合計4回の強度試験を行うことになります。

住宅ではあまりここまでされることはないのですが、
私の場合は、念のために強度試験をお願いしております。

試験結果は問題のない数値でした。

コンクリート強度試験

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2010年06月04日

造作材

現在は基礎工事の途中ですが、
実は、密かに大工工事の準備が進んでいます。
そのうちの1つが造作材の加工です。
造作材とは建具を取付けるための枠材や幅木、軒先の木板材など、
さまざまな仕上材の総称です。
これらは、住宅の骨組みが完成してから取付けられますが、
基礎工事の時期から準備しておかないと間に合いません。
既製品を使用する場合は、短期間で造作材(=建材)を
準備することができますが、無垢の木を使った場合は時間がかかります。

今日は造作材の加工現場を拝見させてもらいました。
大工の松田さんが木を刻んでおられました。
松田さんは、「一級建築大工技能士」という国家資格をお持ちになる方です。
さらには、社団法人 全国技能士会連合会の「全技連マイスター」
という称号を持っておられます。
そのような大工さんは、県内に5人程しかおられないそうです。
仕上りが待ち遠しくなってきます。

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2010年06月02日

立上がりコンクリート打設

スラブの打設と同様に、コンクリートの品質検査を行い、
打設してもらいました。

今日から連日晴天が続きます。
暑い日は、散水養生をするなど、打設後も色々と手間がかかります。
打設が終わったら、あとは放ったらかしというわけではありません。

立上がり打設前受入検査

立上がり打設

立上がり打設
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基礎立上がり打設前検査

基礎立上がりを打設する前に、
もう一度アンカーボルトの位置を確認しました。

また、高圧洗浄機でコンクリートの打継面を清掃してもらいました。
これによって、スラブと立上がりのコンクリートがより一体化されます。
今日は晴天だったので、高圧洗浄によって適度に散水され、
コンクリートの乾燥を防ぐ効果もあります。

浅野さんが一生懸命頑張ってくれました。
本当にありがとうございます。

立上がり打設前検査

立上がり打設前検査

立上がり打設前検査

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2010年06月01日

立上がり型枠組立

最近暑い日が続きます。
立ってるだけでも疲れるような炎天下で、
基礎工の職人さん達は黙々と型枠を組み立てられています。

型枠の精度やアンカーボルトの位置などの間違いもなく
正確に組み立てられていました。

立上がり型枠組立

立上がり型枠組立


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2010年05月29日

スラブ打設

今日の天気は曇り。
コンクリートを打設するには最良の天気です。
雨が降るとコンクリートの水分量が増えて、
コンクリートの不良に繋がります。
晴天だとコンクリートが乾燥しないように
散水などをしなければいけないので、品質管理が大変です。

打設計画に関して事前に打合せをし、
コンクリートの品質検査(スランプ値、空気量、コンクリート強度)を行い、
十二分に管理された打設が行われました。

スラブ打設前の受入検査

スラブ打設

スラブ打設
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2010年05月28日

コンクリート被り厚

コンクリートを打設する前に確認すべきことは色々とあります。
コンクリート被り厚は重要な検査項目の1つです。
これは基礎の耐久性に大きく関わるからです。
最低でも、立上がりは40以上、スラブは60以上必要です。

コンクリート被り厚

コンクリート被り厚

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鉄筋検査

基礎鉄筋が組み立てられました。
耐震等級2に対応した鉄筋量であり、
様々な補強筋を入れた設計となっているので、
鉄筋組立工の職人さん達は大変だったろうと思います。
ですが、非常に手際よく整然と組み立てられておりました。

特に問題もなく、予定通りスラブ打設に移ることができます。
鉄筋組立工の職人の方々、どうもありがとうございました。

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鉄筋検査

鉄筋検査

鉄筋検査
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2010年05月25日

捨て(均し)コンクリート打設

捨て(均し)コンクリートが打設されました。
これは、デコボコしていた地面を水平にするために打設されています。
これによって鉄筋を正確に組み立てることができ、
スラブコンクリートのかぶり厚さを正確に管理できるのです。
また、捨てコンクリートは防湿シートを保護するので、
鉄筋を組む際にシートが破れなくなります。

基準線の墨も正確に記されていました。
次からは、鉄筋組立に入ります。

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